25キリストの再臨

太陽系宇宙はどういうものかといいますと、時間的宇宙でもないし、空間的宇宙でもないのです。一つの世代なのです。神の国が実現するための準備世代であって、太陽系宇宙が固定的に存在するのではないのです。

太陽系宇宙は神の言(ことば)です。森羅万象は言です。電気は言の働きです。電気とは何であるか、現在の学理学説では電気の働きの外部的な説明はできますが、その真髄の説明はできません。現在の学理学説は非常に底の浅い薄っぺらいものです。

現在の学問では太陽系宇宙の実体はとても分かりません。電気はどうしてあるのか、その本質が何かということが、科学では説明できないのです。電気を扱うことはできますが、その実体が分からないのです。

電気は神の言の働きです。イエスはそれが分かっていました。イエス自身の本質が言でしたので、電気の本質が分かっていたのです。

イエスが十字架につけられることが、ゲッセマネで分かったのですが、もしイエスが十字架につけられるとすると、言に大きな欠陥が起きるのではないかという恐れがあったのです。今日の概念で言えば、科学の原理がイエスの実体でしたから、科学の原理が十字架につけられるとすると、宇宙構造がどうなるかについて責任を持たなければならないのは当然です。

これは太陽系宇宙の本質にかかわる大問題です。根底的な問題です。

時間とは何であるのか、これが分からないのです。現在の科学では時間があることの本質が説明できないのです。空間があるということの証明もできません。空間があることは測定できます。時間があることも測定できます。しかし時間の本質が何であるかということの説明はできないのです。イエスは分かっていたのです。

大宇宙は、父なる神(絶対的な意思)、子なる神(言の働き)、聖霊(すべてのエネルギーの働き)の三つによって構成されています。これは原理、原則、原動力という言い方ができるのです。これが三位一体の神の働きです。

三位一体の神の一つであるイエスが、父なる神と重要な問答をしなければならないことになりました。イエスが十字架につけられると、太陽系宇宙がどうなるかという重大な疑念が生じたのです。

イエスは復活しますが、イエスが去った後に、時間空間がどうなるかについて神に語りかけたのですが、それについて神は全く答えなかったのです。答える必要がなかったからでしょう。イエス自身が復活すれば分かるのであって、それを知る必要はなかったのですが、イエスから見れば知る必要があったのです。イエスがゲッセマネで泣いて祈った原因はこれなのです。これがイエスの痛切な祈りだったのです。

やがてイエス・キリストは再臨します。ゲッセマネでイエスが祈った所へ、再臨のイエスの足がつくのです。これがイスラエルの回復と重大な関係があるのです。今ゲッセマネを占拠しているアラブ人やユダヤ人が、「主イエスよ来たりたまえ」と祈らなければ、そこへキリストが再臨できないのです。そのために、彼らの悔い改めを祈らなければならないのです。

キリストの再臨が実現しますと、世界歴史が一変してしまいます。私は歴史が一変することをみこんで、聖書の勉強をしているのです。

ユダヤ人は文明という名によって人類を徹底的に洗脳してしまったのです。その結果、人間の情操が全く働かなくなってしまったのです。主知主義の勉強ばかりしたために、人間の情操が円満に働かなくなってしまったのです。

現代人は情操的に非常に大きい欠陥を持つようになったのです。情操的な直感性がなくなってしまったのです。だからイエスがゲッセマネで祈ったことが、何のことか全く理解できなくなったのです。政治とか経済という嬢小なことしか分からなくなったのです。思考が極端にせまくなったのです。

こういう文明的な欠陥を認識して、せめて男女の関係を正確に見ようという気持ちを持って頂きたいのです。これが一番分かりやすいからです。ところが文明意識によって男女の見方が全く間違っているのです。

女の人は罪人ではありませんから、神に帰らねばならない直感性はあるのです。これが女性の優しさです。しかし論理性がありません。神に帰るにはどのような段取りが必要であるか全く分からないのです。魂がありませんから、論理性を構築することができないのです。

男は魂はありますが、論理性が文明思想によって死んでしまっているのです。魂が死んでいるから神に帰ることがはとんど不可能になっているのです。

そこで悔い改めることが必要です。一度死んでし事つという気持ちで、女性の優しさ美しさが何であるのかを、じつと考えるのです、女性はセックスの欲望の対象であるという気持ちを持たないで、冷静に女性の本質を勉強するのです。これから始めるのが一番正確です。

現在の男性が根本的に間違っていることを女性は感じているのです。よく分かっていますが、男性のどこをどうすればいいかが、女性自身によく分からないのです。そこで、男性が女性の持っている素朴さの価値をよく勉強すると、男性自身が素朴になります。これが文明の害毒から逃れる唯一の方法なのです。

文明は恐ろしい害毒を持っています。白人主義、ユダヤ主義が悪いのです。この恐ろしい害毒から逃れるためには、女性の素朴さを学ぶしかないのです。ご主人は奥さんの素朴さをじっと学んで、その気持ちで聖書を勉強するのです。そうすると聖書の本質が分かってくるのです。


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