2人間歴史の中で一番大きい問題はユダヤ人問題

ユダヤ人問題は、文明の中の一番大きい秘密です。日本人は、日本の国のことだけしか考えていないのですが、日本の国をよく知る意味においても、世界の文明がどういうものなのかを勉強する必要があります。

世界の歴史がどのように成立しているかを知ることです。現在、白人が文明のリーダーシップを取っています。なぜ白人が東洋人をおさえているのか。人数から言えば、白人は、東洋人の何分の一です。このわずかな白人が、世界全体のリーダーシップをとるという、理屈にあわないことになっているのです。

なぜそうなっているのか。この説明は、仏教では絶対にできません。これは、ユダヤ人問題が分からなければ、説明できないことなのです。よいにしても、悪いにしても、現代文明を論じる以上は、ユダヤ人問題が分からない状態では、論じることができないのです。

白人は、人数から言えば、東洋人の十分の一位しかない。しかも、その白人文明は、誰が形成しているかといいますと、白人の中にいるユダヤ人がしているのです。例えば、資本主義とか、共産主義は、皆ユダヤ思想なのです。ユダヤ思想を除いては、現在の世界の学問、社会革命思想、自由主義経済思想が、成立しないのです。

世界中の白人の中の、わずかなユダヤ人が、世界の文明のリーダーシップをとっているのです。現代文明、あるいは近代文明、ルネッサンス以降の文明は、ユダヤ人がつくった思想で、引きずられているのです。それを、私達は、文明だといっているのです。こういうことが分からなければ、命の本質は分からないのです。

宗教がいいか悪いかといっても、全世界の歴史がどのように成り立っているかに、無関心ではいけないのです。こういうことは、キリスト教では説明しません。仏教でもできないのです。この説明ができるのは、キリスト教であるはずなのに、キリスト教は、聖書を読破していないのです。聖書の全体的な思想を捉えていないので、キリスト教を四十年、五十年勉強しても、本当のことは絶対に分かりません。

ユダヤ人問題は、現在、世界をひっぱり回している、ごくわずかのユダヤ人の問題です。第二次世界大戦前のドイツの場合で言いますと、ユダヤ人のしていることが、ヒットラーの癖にさわった。痛にさわるのはあたり事えで、ドイツ社会は、ほとんどユダヤ人がリーダーシップをとっている社会であったのです。ドイツは、第一次世界大戦に負けて、講和条約を結びました。国が小さくなるし、多額の賠償金を取られ、惨憺たる状態になったのです。そのからくりをしたのが、どうもユダヤ人らしいのです。

ユダヤ人が世界文明をつくっているという事実は、知っている人は知っているが、日本人は知らないのです。ユダヤ人問題が分からないと、文明がどのように動いていくかが、分からないのです。これが、日本人の哀れさです。日本の外交は、ユダヤ人問題を理解していませんから、後手ばかりになるのです。アメリカやロシアに、ひきずり回されているのです。

世界歴史の問題と、霊魂が救われるか滅びるかの問題は、一つのことなのです。こういう見方ができなければ、宗教ではないとは、言えないのです。

文明がまちがっているのは、ユダヤ人がまちがっているからなのです。ヨーロッパの政治は、からくりなのです。ユダヤ人のからくりが、白人的に現れている。それに対して、ヒットラーは、腹を立てたのです。そこで、ドイツにいるユダヤ人を、全部殺してしまえとなったのです。

腹を立てるのは、無理もないことで、第一次世界大戦時のドイツの皇帝は、カイゼルウィルヘルムであって、この人はユダヤ人がきらいで、何とかユダヤ人を押さえつけようと考えました。ところが、ベルリン大学には、ユダヤ人の教授がたくさんいたのです。ユダヤ人教授を、ベルリン大学から追い出さなければ、ベルリン大学がユダヤ人大学になってしまうので、何とかユダヤ人を押さえつけようとして、ユダヤ人の教授、助教授が何人いるかを調べてみたら、八十五%までユダヤ人だったのです。ユダヤ人教授を追放すると、ベルリン大学が潰れてしまうのです。当時のベルリン大学は世界最高学府だったのです。特に医学は、世界一でした。

そんなわけで、ユダヤ人教授を免職にしますと、大学が潰れてしまうのです。ドイツはあまり大きな国ではありませんが、ユダヤ人の金持ちがいて、ドイツをおさえつけていたのです。

ユダヤ人を殺さなければ、第三帝国は成立しないと、ヒットラーは考えました。そこで、六百万か六百五十万のユダヤ人を殺したのです。口で言って六百万ですが、六百万の人間を殺すのは、大変です。これがいわゆるアウシュビッツ等の事件です。

こんな大事件が起こっても、なぜこんな事件が起きたか、まじめに考える人がいないのです。人種間題の一番盛んなヨーロッパで、この事件が起きたのです。現代の歴史に、このような不思議な、不可解な事件が起こっていることが、ユダヤ人問題でありまして、この間題の真相を、日本人はまるで知らないのです。

現在、アメリカやロシアが、世界を牛耳っていますが、その裏には、ユダヤ人問題があるのです。なぜこんなことになっているか。なぜ、ユダヤ人が世界をひき回しているか。ここに神の約束という大問題があるのです。

神が、世界を、どのように経論しているのか。地球を造った神が、どうして世界をきり回しているか。ユダヤ人の祖先のアブラハムに、神が約束を与えたことが旧約聖書にあります。旧約聖書は、全部ユダヤ人について書いています。今、キリスト教は、旧約聖書を読んでいますけれど、本来、キリスト教とは関係がないのです。だから、本気になって、旧約聖書を読んでいる人は、日本にはいないのです。世界にもあまりいないでしょう。

ところが、旧約聖書をしっかり勉強しなければ、神が天地を造った意味が、分からないのです。そういうわけで、人間が住んでいる宇宙船地球号は、実は、ユダヤ人を中心にして動いているのです。

しかし、このユダヤ人が、人間の罪の標本なのです。ユダヤ人の世界観が、罪の標本になっているのです。罪とは、人間の業なのです。世界の歴史は、ユダヤ人を中心にしなければ成立しないような、業があるのです。これは、世界の人間の業なのです。

これが、仏教では分からないのです。ユダヤ人問題が分からないようでは、世界の人間の歴史とか、世界の文明の流れを正確に勉強することはできません。つまり、人間が生きていることが霊魂であって、人間を本当に幸福にしようと思ったら、世界歴史をわきまえなければならないことを、申し上げたいのです。


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